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お茶の製造過程
お茶ってどうやって出来るの?と言うあなた
葉っぱがよく目にするお茶になるまでを紹介します
(我が家の35kラインの場合です


まず茶園から運び込まれた葉っぱを給葉機に入れます。
給葉機 給葉機は写真で見えてる限りで葉っぱが落ちて終わり
この機械は安定した量の葉っぱを随時流します。
流す量は、途中の回転棒で調整できます。


給葉機の次に、蒸し器に入ります。
蒸し機 ステンレスのカバーがかかってます
蒸し器は回転する網の胴の中に、羽根のはえた棒がさらに早く回転してます。
その中に葉っぱが落ちて、叩かれながら写真左の出口へ向かいます。
蒸し時間は、胴の角度で調整します。(深むし茶にしたいなら水平に、わか蒸し茶にしたいなら角度を付ける)


蒸し器から出てきたばかりのお茶は、当然アツアツなので冷却機に入ります。
冷却機 
冷却機は、金網が流れています。その網の上に熱い葉っぱが落ちてきて運ばれます。
運ばれてる途中に風があてられ、冷える仕組みです。
(エスカレーターに人が乗って、その人が乗っている間、強制的に扇風機で風をあてるって感じかな。難しい
冷却機2 出口はコンテナ
蒸された葉っぱは、くにゃくにゃでペタペタしています。我が家はわか蒸しが得意です
お茶を製造する過程は、蒸して乾燥していくのです。
つまり、ここからは乾燥工程に入ります


まず粗揉機(そじゅうき)
粗柔機1 茶工場の中で一番大きい機械です。
中の底は半円系をしています。その半円の壁は、竹のものさしが並んでるような感じで、ダンダンしてます。写真左に見えるのは熱風を粗揉機に送り込む火炉です。
熱風温度はその時期の温度、湿度によって異なり、100℃~70℃位です
粗柔機2 蒸し葉投入直後。かなりペタペタ張り付いてます
写真の4本の板のように見えるのが(よりて)といいます。
こいつが常に回転していて、半円の壁との隙間で水分を絞り出し、熱風で乾かします。
粗柔機3 取り出し直前。竹のものさしの様な壁が見えますね
水分がとんでかなり嵩が減ってます
工程時間は50~60分。乾燥具合でもっと長く入ってたりします。
粗柔機4 取り出し直後。
人肌ぐらいの温度で、握りながら親指でゴシゴシすると、水分がにじみ出てきます
この状態では、葉の部分とクキの部分の水分含量が違います。


水分含量を均等にしてあげたいので、揉捻機(じゅうねんき)に入ります。
柔捻機1 柔捻機2 熱は加えません
揉盤の上にはヒルと呼ばれる金属が中心に向かってくっついています。
その上で葉が入ったかまがぐるーりぐるーり回っています。葉っぱが出てきちゃいそうなのですが、出てきません
かまの蓋はおもりがついてます。左写真の真ん中上です。これを前に引くほど重くなるってわけです30~60分入ってます。
柔捻機3 違いがわかるかなぁ…
かたまりになっていて、粗揉機から出た時よりも水分を感じます。クキから出てきたものです


かたまりを解きながら乾燥させる中揉機(ちゅうじゅうき)に入ります。
中揉機 丸い胴がむき出しのまま回転します
写真左にガスの火炉があり、やさしい熱風を送ります。
中揉機2 胴の中はこんな感じ
胴の内側は粗柔機と同じように、竹のものさしが並んでるようになってます。
粗揉機のよりてよりもバネ圧が弱いよりてが、同じ方向で胴より少し早く回っています。
こうしてかたまりを解いていくのです
中揉機3 少しお茶っぽくなってきました。
中揉機にも60分ほど入っています。出すタイミングは、ぎゅっと握ってもふわっと戻るようになったらです(難しいっ


さてあと一息。精揉機(せいじゅうき)です。
製揉機1 木枠の精揉機…豊の宝です
一つのモーターで結構いろんな箇所が同時に動きます
整揉機2 中はギザギザになっています。
このギザギザでお茶をピンッと伸ばします。
整揉機3 下からガスで熱して水分を飛ばします。
この機械の動きは言葉でうまく表現出来ませんごめんなさい
ギザギザでピンッと伸ばされつつ、かなり水分含量が減っているので、表面は硬くなっていき、伸びたまま固まる…ということです
だいたい60分位入ります。
整揉機4 取り出す直前。見慣れた感じになったでしょ


精揉機で形が出来上がったのですが、まだ芯に水分があります。
なので乾燥機に入れて水分含量を5~6%まで減らします
乾燥機1 棚の乾燥機(通称タナカン)
引き出しになっています。
乾燥機2 中はこんな感じ
熱風で乾燥させます。
ここまで乾燥させたら荒茶の完成です


この荒茶をお茶屋さんが仕上げ(クキを取り除いたり、水分含量を3%ほどにしたり、ブレンドしたりしてます。)、お店に並ぶのです
当然、豊好園も仕上げて販売してます
 

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この記事に対するコメント

なるほど~いろんな工程があるんですねぇ(>_<) お茶作るのも一苦労ですね!
【2008/04/22 22:36】 URL | 小タヌキ #- [ 編集]


こないだはお邪魔さまでした(^^)
すっごくわかりやすい説明ですね!
特に各工程後のお茶の形状の写真はいいっすね!
参考にさせてもらいやす~v-221
【2008/04/24 10:51】 URL | なかむ #- [ 編集]


すごく細かく書いてあって分かりやすかったですなんか厚木の実習を思い出しました~これから忙しくなるのかな?体に気を付けて頑張って
【2008/04/24 23:35】 URL | キヨポン #- [ 編集]

へぇ~…永!!
いゃ~確かにキヨポンの言うとおり詳しく書いてあって面白かったでも長い…作るのも大変だな~これからは心して頂きます。
【2008/04/25 00:09】 URL | トリトン #- [ 編集]


忙しい中よく作ったね(^-^)ってか懐かしいなぁ~。この時期になると、至るところで「ガタンガタン」動く機械の音と共にお茶の良い香りがしてくるんだよね~♪今までその環境が当たり前だったから街に下りて来ちゃうと寂しいよ(ノ_・。)
【2008/04/25 01:07】 URL | もちみ #- [ 編集]

すごい_alt_str_i_F99F.gif_
今日初めて見ましたぁすごい授業うけてるみたい農大が懐かしくなっちゃいました
次郎に授業してほしいなぁでもコレ書くの大変でしょ
これからもちょくちょく見るからがんばってね
【2008/04/25 01:18】 URL | みっちぃ #- [ 編集]


>小タヌキさん
コメントありがとうございます。
お茶ってこんなことされて葉っぱがお茶になってくんですよ(^o^;
これからもよろしくお願いしま~すm(__)m
【2008/04/25 18:43】 URL | じろー #- [ 編集]


>なかむさん
なかむさんに参考にさせてもらうなんて言われちゃうと手は抜けないですよ(;^_^
変な所あったらご指摘ください~(>_<)
【2008/04/25 18:49】 URL | じろー #- [ 編集]


>キヨポンさん、トリトンさん、みっちぃさん
久しぶりです。コメントありがとうございます(^0^)/
みんな元気かな?出来る限り更新するようにするからたまに見てね。
【2008/04/25 18:59】 URL | じろー #- [ 編集]


>もちみさん
これからちょっと更新難しいかなぁ(><)
懐かしがってないでたまには遊びにおいでませ(^.^)b
【2008/04/25 19:05】 URL | じろー #- [ 編集]


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